第11号(年報’96)

●論文
 「油」論 福田淳子  5
 「山の音」論―作品世界の構造について― 関口のぞみ  19
 『山の音』論―夢の中の二人の信吾 細島大  32
 「夢がつくつた小説」論
  ―文学批評に批判的批評を試みる小説― 河野基樹  46
 「ある人の生のなかに」論 高根沢紀子  62
●資料
 新資料・全集未収録文
  ―「拝見の拝見」「『夜の眼』を推す」他四篇―
深澤晴美  79
●書評
 土居龍二著『私の川端康成』 野村昭子  88
 保昌正夫著『川端と横光』 西野浩子  89
 河野仁昭著『川端康成―内なる古都』 奥村紀美  91
●総括
 川端文学研究会編
 『年報95 川端文学への視界10』 中沢一  92
●研究動向
 研究展望(95・3~96・2〉 羽鳥徹哉  97
 川端康成没後新開記事目録        野末明 113
 川端康成没後年譜(一)
  ―学会発表〈昭和四十七年~平成三年〉―
     川端文学研究会事務局  122
 川端康成没後年譜(二)
  ―展覧会目録(昭和四十七年~平成三年)―
    川端文学研究会事務局  125
 川端康成関係行事、刊行一覧(一九九五年) 原善  131
 研究文献日録(一九九三年) 田村嘉勝  134
 研究会記録 川端文学研究会事務局  141
 兵藤正之助先生・追悼 平山三男  143
 編集後記 147

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