第5号(年報’89)

特集/日ソ共同シンポジウム(東京) 第二日目 発表分
 あれから18年 タチヤーナ・グリゴーリェワ  6
 川端康成の随筆 美の概念 マイヤ・ゲラーシモワ  14
 非情の美学 ―後姿への独白― 岩田光子  21
 川端康成の自然観と日本の伝統
  ―短編「並木」を視座にして― 平山三男  32
 川端康成の自然観 – 植物志向をめぐって― 山田吉郎  61
 ソ連における川端文学―翻訳と研究― キム・レーホ  80
 川端文学研究会 第一回日ソ共同シンポジウム プログラム 5
 日ソ共同シンポジゥム 
 第一日目 発表要旨(プログラムより) 93
●論文
 失われた時空間への思い
  ―「水月」「弓浦市」「二人」 高比良直美  97
 横光利一の「言語観」
  ― その同時代的背景をめぐつて ― 十重田裕一  111
●資料紹介
 水守亀之助宛て書簡ほか三通  〔解説〕森本穫  132
 1 鈴木輝子氏蔵 水守亀之助宛て書簡一通 132
 2 菊岡 清氏蔵 書簡一 伊藤佐喜雄宛て書簡一通 137
 3 菊岡 清氏蔵 書簡二 年賀状 145
 4 菊岡 清氏蔵 書簡三 受取り状 146

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