川端康成学会 第195回例会
日時 2026年 4月18日(土)15:00より
場所 鶴見大学 1号館501教室
*研究発表
「川端康成「眠れる美女」における回想と空間」
平川歩夢(千葉大学人文公共学府博士前期課程2年)
閉会の辞 片山倫太郎
総会
*当日、13時半より1号館509教室にて理事会・理事会総会を対面とオンラインにて開催いたします。特任理事、常任理事の皆様はお集まりください。
*新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症に移行しましたが、オンラインでの参加形態はしばらくの間、維持したいと思います。オンラインで参加される方は、各自で参加できる環境を整えておいてください。URL、ID、パスワードは後日配信いたしますので、連絡可能なメールアドレスを事務局長・青木言葉(kawabatagakkai@gmail.com)までお知らせください。*当日受付にて、参加費500円を頂きます。ご了承ください。
*当日受付にて、年会費の納入をお受けします。併せて、維持会費もよろしくお願いいたします。
*例会での研究発表希望者を随時募集しております。ご希望の方は事務局長・青木言葉(kawabatagakkai@gmail.com)までご一報いただけましたら幸いです。
*会員の皆様には「年報」38号(2023年)までのバックナンバーを送料込み1部500円で販売致します。最新号と前号は会員価格2,000円で販売致します。なお、在庫切れの号もありますので、詳細は事務局長・青木言葉(kawabatagakkai@gmail.com)まで、お問い合わせ下さい。
*例会についてのお問い合わせは下記にお願いいたします。
川端康成学会事務局
〒230-8501 横浜市鶴見区鶴見2-1-3
鶴見大学6号館 鶴見大学文学部片山倫太郎研究室
メール:kawabatagakkai@gmail.com
【発表要旨】
*平川歩夢「川端康成「眠れる美女」における回想と空間」
本発表では、川端康成「眠れる美女」における江口の回想と空間の関わりについて論じる。江口が五夜に亘って訪れる宿の空間は先行研究においても注目されてきた論点であるが、今回は宿の外に広がる〈日本〉の空間まで考察の範囲を広げたい。
江口は「眠れる美女」と同衾しながら、過去に関係した女性や自身の娘について回想する。その際、彼女たちは「金沢」、「京都」、「奈良」、「神戸」といった具体的な地名とともに想起されることになる。特に京都と奈良については、娘と訪れた寺の名前までもが明記されている。つまり、宿の外に〈日本〉の空間が広がっていることが「眠れる美女」のテクストにはさりげなく書き込まれているのである。
江口の回想によって立ち現れる〈日本〉とはどのような場なのであろうか。本発表では、江口に過去を回想させる場としての宿と、江口に回想される場としての〈日本〉の両空間の様相について検討する。
【会場地図】
