第194回例会案内

川端康成学会 第194回例会 
日時 2025年 12月13日(土)15:00より
場所 昭和女子大学 3号館 1S02教室

*研究発表
「川端康成「月下美人」試論 -挿絵・媒体・モチーフの変容をめぐって-」
舩迫美羽(九州パブリックヒストリー実践研究会)

閉会の辞                         片山倫太郎


*当日、13時より1S03教室にて理事会を対面とオンラインにて開催いたします。常任理事の皆様はお集まりください。

*新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症に移行しましたが、オンラインでの参加形態はしばらくの間、維持したいと思います。オンラインで参加される方は、各自で参加できる環境を整えておいてください。URL、ID、パスワードは後日配信いたしますので、連絡可能なメールアドレスを事務局長・青木言葉(kawabatagakkai@gmail.com)までお知らせください。
*当日受付にて、参加費500円を頂きます。ご了承ください。
*当日受付にて、年会費の納入をお受けします。併せて、維持会費もよろしくお願いいたします。

*例会での研究発表希望者を随時募集しております。ご希望の方は事務局長・青木言葉(kawabatagakkai@gmail.com)までご一報いただけましたら幸いです。
*会員の皆様には「年報」38号(2023年)までのバックナンバーを送料込み1部500円で販売致します。最新号と前号は会員価格2,000円で販売致します。なお、在庫切れの号もありますので、詳細は事務局長・青木言葉(kawabatagakkai@gmail.com)まで、お問い合わせ下さい。
*例会についてのお問い合わせは下記にお願いいたします。
 川端康成学会事務局
 〒230-8501
   横浜市鶴見区鶴見2-1-3 鶴見大学6号館
   鶴見大学文学部片山倫太郎研究室
メール:kawabatagakkai@gmail.com


【発表要旨】
*舩迫美羽「川端康成「月下美人」試論 -挿絵・媒体・モチーフの変容をめぐって-」
「月下美人」(1963.8)は、東山魁夷による少女の挿絵と共に発表された作品である。しかし、その後の収録媒体によって挿絵の位置が異なり、作品の読み方に影響を与えている。初出の朝日新聞PR版紙面では、テキストと挿絵が同頁に掲載されているが、佐藤春夫編『詩文四季』(雪華社1964.11)では、挿絵がテキストの次頁に配置されている。また、単行本や全集では挿絵が付属せず、テキストのみで構成されている。
 これらの点を踏まえ、本研究では、①新聞初出(テキストと挿絵が同頁)、②『詩文四季』(テキストの次頁に挿絵)、③挿絵が付属していない単行本や全集の3媒体を比較し、挿絵の有無とその位置が、作品理解に及ぼす影響を検討する。あわせて、同時期に発表された「かささぎ」(1963.7)の原稿にも注目し、両作の関連性を探る。
 加えて、後に吉村昭や太田治子が発表した同名作においても、〈月下美人〉が象徴的に描かれており、特に太田作品では、本作と相似性が見受けられる。こうした〈月下美人〉というモチーフが、世代を越えて再創造されるあり方についても分析を試みる。

【会場地図】

[地下鉄]
・東急田園都市線(半蔵門線直通)「三軒茶屋」駅下車 徒歩7分
[バス]
・渋谷駅から下記方面行きを利用し、「昭和女子大」下車
 (上町・等々力・田園調布・弦巻営業所・二子玉川・高津営業所・成城学園・祖師谷大蔵・狛江・調布)
・目黒駅・祐天寺駅から三軒茶屋行きを利用し、「三軒茶屋」下車
・下北沢駅から駒沢陸橋行きを利用し、「三軒茶屋」下車

事務局