●巻頭言
次の飛翔を 川端文学研究会会長 長谷川泉 4
●論文
川端康成<花鳥之図>―「化粧」について― 岩佐壮四郎 6
続・堀辰雄と川端康成―軽井沢時代、戦後― 竹内清己 22
昭和三十年代における川端康成
―「眠れる美女」を基軸として― 森本穫 39
「眠れる美女」の主題 岩田光子 52
●資料・回想
川端さんの書簡から 進藤純孝 65
三通の手紙―昭和四十二年の川端康成書簡― 桝井寿郎 71
●書評
森安理文『川端康成―ほろびの文学―』 吉田秀樹 81
森本穫『孤児漂泊―川端康成の世界―』 福田淳子 82
マイヤ・ゲラーシモワ
『美の存在―川端康成の創作における伝統と現代―』
田村充正 84
笹川隆平『川端康成 大阪茨木時代と青春書簡集』
田村嘉雄 85
長谷川泉『<長谷川泉著作選5>川端康成論考』 松坂俊夫 87
●研究動向
研究展望―昭和62年から平成 4年まで 原善 89
新訳七 Palm-of-the-Hand Storiesをめぐって 武田勝彦 102
研究文献目録 昭和64・平成元年 研究文献編集委員会 110
1 単行本
2 雑誌・新聞・単行本所収論文
3 資料その他
川端康成没後新聞記事目録 川端文学研究会事務局 129
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